結婚式のメンバー

3月21日の春分の日の振り替え休日に5歳位からの腐れ縁のidahoさんの結婚式に行ってきました。
入院中からこの日は飲んだろうと思ってたので、再飲酒の事をアル中用語でスリップと言うのですが、スリップだとつい魔が差して的なニュアンスがありますが、俺の場合は、朝からソルマック胃腸液飲んで行くという確信犯なので、ただ飲んだだけですね。
入院期間も入れて五カ月飲んでなかったんですが、久々に飲んだ酒は、やっぱ罪悪感もあるしそんな美味いもんでもなかったな。
テンションも上がらんかったわ。
大して飲んできたつもりもなかったけどもう一生分飲んでしまったんかもしらんなあ。
祝儀袋に筆ペンで3万ペリカって書いて渡したんも特に笑いも生まれへんかったしな。
式はいい式でした。
中庭出てブーケトスみたいなんやってんけど、結婚願望ないのに俺が見事にキャッチしたわ。
映画券3000円分貰ったわ。
何、観よかな。
しかし長い間、俺と童貞を共に温めてきたidahoさんが結婚とはなあ。

幸せってヤツがそこにあったとはな おそらくそれに勝るものはない 時は巡り 片時も止まらない 未来は俺等の手の中

THA BLUE HARB/未来は俺等の手の中より


idahoさんの勤める会社は、大阪芸大の出身者が多いので余興もレベルが高かった。
で二次会も参加。
二次会は、新郎の親戚もいなくなるしがっつり飲んだろうと思ってたのに周りのストップもあってビール4杯位しか飲めず。
それで二次会終わってタクシーで弟と大佐が住むマンションまで帰ってんけど途中のスーパーで500mlのチューハイ三本買った。
それ飲んだら久々に眠剤なしですぐ寝れてんけど、夜中起きて日付変わってなかったからまだいけると思ってコンビニに酒買いに行ってんけど、何故か貰った引き出物とトートバッグ持ってコンビニ行ってコンビニの前に忘れていくという失態を犯した。
後日一時間半かけてまた取りに行ってんけど、店員さん曰くだいぶベロベロやったらしい。
まあ、トータルで2リットル以上は飲んでるけどほんま弱くなってたわ。
五か月やめた事によってちょっとはマシになってるかもしらんと期待しててんけど全然飲めなくなってる。
もう飲んだらあかんのやろうな。
次の日から坑酒剤飲んだから連続飲酒にまた戻ったりはしてないけど、飲みたい気持ちは、前より強くなった気がする。
最初からやっぱずっと断酒すんのが一番いいんやろなあ。
結婚式も耐えるべきやったかもとちょっと後悔。
式の参加者で無職俺だけっぽかったから肩身せまかったなあ。
昨日も介護職員の面接行ってんけど、さすがにアル中なんは隠したけど病院で不眠症なんで眠剤貰ってますって言った途端、反応悪くなった。
どうも落ちたくさいなあ。
最初はバイトでもいいねんけどなあ。
ちなみに日記のタイトル「結婚式のメンバー」は何十年か振りに村上春樹による新訳が出る偉大なアル中作家カーソン・マッカラーズの代表作です。
これは、読書好きはみんな買いですよ!

結婚式のメンバー (新潮文庫)

結婚式のメンバー (新潮文庫)

アル中と戦った十人の作家http://karapaia.livedoor.biz/archives/52150118.html

これ見た時は、やっぱりなと思った。
俺が好きな作家だいたいアル中やったわ。
レイモンド・カーヴァートルーマン・カポーティー、ウィリアム・アイリッシュレイモンド・チャンドラー井上靖中島らも寺山修司
俺にも何か書けるかもしれないと思うけど、ボクサー時代と違って随分面白くない人間になってしまった気がするし、書く事ないんだよなあ
このブログのアクセス数もそりゃ増えへんわ。
これからこのブログがアル中破滅日記になるのか更生日記になるのかみんな生温かく見守っててくれ。